集中曝涼(来迎院編)

こんにちは〜

「明日天気になあれ」って気分が毎日続いてます。

昨日に引き続き、一面の青空を期待していたのに、、、。

このブログは昨日に引き続き集中曝涼シリーズです!

あいにくの天気の中、もしかしたら一番盛り上がっていたのはココかも知れません!

なんせ、駐車するのに40分かかりました。

金砂郷地区大里町の「来迎院」。

とても印象的な寺院です。

今風に言うと、インスタ映えします!

印象に残るは何と言っても江戸時代(1718年)に建てられた「阿弥陀堂本堂」と

同じく江戸時代(1760年)に建てられた「阿弥陀堂楼門」の堂々たる佇まいです。

「阿弥陀堂楼門」は正面3間,横2間,1戸の規模で、楼郭となる高い2階部分を持つ

入母屋造茅葺き屋根の建物です。門の両袖に仁王像を納めています。

ちなみに仁王様といえば怖い顔をしていることが多いのですが、こちらの仁王様は

とてもチャーミングです!その「阿弥陀堂楼門」をくぐると見えるのは

「阿弥陀堂本堂」。1面が3間の堂宇造(正方形の平面型をした造り)のお堂で

高い茅葺き屋根の頂には金胴製の宝珠が据えられています。

また、今回公開されたのは本堂に安置されている県指定文化財2つ。

まずは「木造阿弥陀如来坐像」

高さ158.3cmの一木造で、細かく表現された螺髪や彫眼などから平安時代後期の作と考えられる

定朝様の仏像です。ピンときた方もいらっしゃるのでは?

そうです!下利員町の西光寺に安置されている木造薬師如来坐像も同じく定朝様の仏像です。

前記しましたが、地方で定朝様の仏像が安置されているのは珍しいそうです。

何か関係性があるのでしょうか?う〜ん。気になります。

続いて「木造如来形坐像」。


なぜ「木造如来形坐像」と言う名前なのか?

手先の部分が失われており、何如来坐像なのか正確にはわからないそうです。

みなさんは何如来坐像だと思いますか?

今のところ脚の組み方や印相などから薬師如来である可能性が高いらしいです。

高さ86.2cmの寄木造の像で、こちらも定朝様の仏像です。


上の写真をご覧ください。文字が浮き出ているのが分かりますか?

これ浮き彫りじゃないらしいんです。ではどうやって文字を浮かしているんでしょう?

実は、元々は木の板に墨で文字が書いてあっただけらしいです。

墨で塗られた部分は風化に強く、その部分だけ残ったとのこと。

左上に文政4年と読める文字が書かれています。その時に書かれたとしたら約200年前ですね。

まさに時間をかけて生み出された芸術作品です!

見所が多い来迎院ですが、この日は大般若経転読会も行われました。


複数のお坊さんが大般若経600巻を1巻づつ転読するのですが

神聖な空気が満ちる中、もの凄い迫力でした。

来迎院は本堂と楼門が県指定の文化財ですが、集中曝涼に限らず、いつでも拝見できます。

集中曝涼の時はとても賑やかですが、普段は落ち着いた良い時間が過ごせます。

常陸太田市へ訪れた際は、ご参拝ついでにゆったりしていってください。

移住定住促進係 塚田

2017-10-24 | Posted in 金砂郷No Comments » 
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