集中曝涼(菊蓮寺編)

こんにちは〜

しばらく雨が続いているなか、シメの台風が週末にやって来ましたね( ´Д`)

そんななか、ここ常陸太田市では集中曝涼が行われました。


普段は公開されていない大変貴重な文化財を虫干しを兼ねて特別に一般公開される

歴史や神社仏閣ファンには垂涎ものであろうイベント。

地元はもちろん、県外から訪れた方も多数いらっしゃったそうです!

今年は常陸太田市内で19の神社仏閣、施設等で文化財を拝見できました。


土曜日は予定通り10時から15時まで。日曜日は台風の影響で10時から13時までと

大幅に短縮されてしまいました。

つまり、2日合わせても8時間しかありません。単純計算で1箇所につき25分しか滞在できません。

そこに移動時間を含めると、、、。

残念ですが、19箇所を廻るのは諦めて金砂郷地区の神社仏閣6箇所と

旧茨城県立太田中学校講堂を拝見してきました。

曝涼に来れなかった方や金砂郷地区を廻れなかった方々へ向けて、写真にてご紹介しま〜す!

[11]  菊蓮寺  (上宮河内町3600)

こちらでは県指定文化財の[木造千手観音立像][木造女神像][木造不動明王立像][木造多聞天立像]が

公開されました。特に印象的だったのは[木造千手観音立像]。


檜材寄木造りで像高350cmと、県内で2番目の巨像で

胎内供養札には寛元2年(1244年)の記述があるそうです。

僕の千手観音のイメージは肩や背中から無数の手が伸びている印象でしたが

こちらの観音様は肘から無数に伸びています。

とても珍しいそうですよ。(偶然居合わせた仏像ファン談)

ちなみに、当初は全ての手に仏具を持っていらしたそうですが、、、。

760年もの間に何があったのでしょうか。

また、菊蓮寺は本堂も立派!

この本堂は神社仏閣ファンのみならず、建築ファンにとっても垂涎ものではないでしょうか!

木材の美しさ、繊細な技の数々、息をのむほどの美しさです。宮大工さんってスゴイッ!!

ちなみに全ての椅子の上には木魚が!かなりの数が展示されてました。


1つ1つの表情が違い、当たり前ですが、音色も違います。初めてマジマジと木魚を見ましたが

こちらの製造もかなりの技術が必要なのでしょうね。

丁寧に音を調整しながら、あの小さな穴から中を削り出しているんでしょうか?

wikipediaによると、木魚は完成までにはかなりの長い年月がかかり

特によい音を出すためには3年~10年の間彫った木を乾燥させなければならないそうです。

また、驚くことに木魚の生産は日本では愛知県のみで、中でもお寺で使用するものは

同県の愛西市だけでしか製造されていないそう。

一説によると、400年ほど前に中国より伝来し、日本中で作られていたそうですが

時代の波にのまれ、今では愛西市が最後の砦になってしまったそう。

このような事例は木魚に限らず数多くありますが、知れば知るほど辛いです。

そしてその多くは時間をかけ、丁寧に丁寧に優れた職人の手によって作られているモノ。

きっとこの千手観音様のように、大切に未来へ繋いでいけば一千年以上先の家族への

大切な贈り物になれる優れたモノや技術。

1つでもいいから未来の家族へ残してあげたいです。

1つでもいいから先人からのバトンを未来の家族に渡したいです。

長くなってしまったので、今回は集中曝涼(菊蓮寺編)としてここで一旦終わります。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

今日も良い1日でありますように!

移住定住促進係 塚田

2017-10-23 | Posted in 金砂郷, 常陸太田No Comments » 
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